初めての授業

 10月12日(月)。朝から緊張している自分がよくわかる。ブロツワフの駅のホームで待っていた人がブロツワフ経済大学での生活全般について世話をしてくれる。その人からのメールで送られてきた学生の名簿に目を通す。ウッジの研修でポーランド語の発音にかなり悩まされたが、学生の名前を見ると再びそれが頭の中に蘇ってきた。日本から持ってきたポーランド語のテキストを見ながら名前の上にカタカナをふる。ポーランド語もそうだが授業の媒介語の英語が通じるのだろうか?・・・など、不安がつのる一方だ。

グループ1.JPG
 私は初心者クラスを3つ担当し、今日はそのうち2クラスの授業を行う。1クラス20名前後。1時間の授業は90分。15分の休憩を挟んで連続する。早めに教室に入り、入ってくる学生の様子を窺う。私も緊張しているが学生も緊張している。午後4時30分。授業開始。


グループ3.JPG
 日本語で簡単な自己紹介。学生たちは不思議そうな顔つきで私を見ている。次に覚えたてのポーランド語で言葉に詰まりながらも簡単な自己紹介をする。3つの文を話すのに2~3分はかかったが、ポーランド語を話し終えると緊張していた学生の表情が笑顔に変わり、最後に、媒介語の英語で再び自己紹介すると張り詰めていた教室の空気も一気に打ち解けたものとなった。それからは学生一人一人の名前を読み上げ、すでに私のポーランド語の実力を知っている彼らは丁寧に読み方を教えてくれた。最初の授業ということもあり、この授業の目標・成績評価の仕方・授業をどのように進めていくかなどについて説明をした。残った時間で、世界地図と日本地図を使いながら日本について話をした。汗だくになりながら90分の授業2クラスが終わり、素直な学生たちとの出会いに満足し、すがすがしい気分で宿舎に戻った。

グループ3のリーダーたち。ブラズェイ君とイェジェイ君は独楽に夢中。
独楽遊び.JPG

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