2010年5月

凧揚げに挑戦

 ブロツワフへ派遣が決まってから、私の故郷で毎年行われている大凧合戦を見て、ブロツワフでも凧揚げをやってみたいと思った。

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 昨年9月にブロツワフへ来てから、いつやろうかと考えているうちに今年度もあとわずかとなってしまった。どうしてもやろうと思い、学生と一緒に大学の近くで凧を揚げられる場所を決め、5月16日(日曜日)に行った。連日の雨でどうなるかと思っていたが当日は曇り空。なんとか出来たものの、前日からのかなりの冷え込みで外へ出るのもしり込みするような悪条件。それでも7人の学生が来てくれた。

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 風が強すぎて、凧を揚げるのに苦労していたが、時間がたつに連れてコツをつかみ始め凧糸の張りの手ごたえを楽しんでいた。

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本当は自分で凧を作るところから学生たちにやらせたかったが、ポーランドでどうやって材料を用意できるかわからず(今も、わかっていません)私の準備不足のため、今回は、日本から持ってきた凧を揚げるだけで終ってしまった。次回は、準備を整え、学生たちに自分で作った凧を大空に舞い上がらせる経験をさせたい。
 


ブロツワフの町(6)

 ポーランドと言えばショパン。今年2010年はショパン生誕200年のお祝いで、いろいろな行事が各地で計画されている。日本でもショパン生誕200年に絡めて、さまざまな企画が行われている。

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 私の住んでいる宿舎から南の方角へ20分ほど歩くと Południowy ( ポウドゥニオウヴィ )という大きくて広々とした公園がある。その公園の中に大きなショパンの像がある。

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 その像の両側にベンチが用意されて、公園を散歩する人たちが、ここでたたずみながらショパンの像と緑に囲まれたゆったりした時間を楽しんでいる。

 ショパンはブロツワフの町を4回訪れたらしい。このことはイタリアの作曲家 Giacomo Orefice ( ジャコモ・オレフィス)のオペラ作品' Chopin ' (「ショパン」)を見たとき手にしたパンフレットから知ることができた。このパンフレットの中には、ショパンがブロツワフを訪れたとき散策した道の地図も入っている。

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 オペラ『ショパン』を観たオペラ劇場は、ブロツワフフィルハーモニーホールから北へ10分ほど歩いた場所にある。今まで、オペラは自分とは別の世界のものと思っていたが、ブロツワフにオペラ劇場があることを知り、一度は観てみようと思い昨年11月に初めてオペラを観た。

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 そのときの演目はフランスの作曲家J・オッフェンバックの『ホフマン物語』。オペラについて何もわからず、ただ観てみようとの思いで劇場の中に入ってみた。観客、劇場の雰囲気。。。この劇場内で目にするものすべてが新鮮で、興味深いものだった。特に、主役をはじめオペラ歌手のどんな動きをしながら歌っても全く乱れない鍛え抜かれた歌声、そして声量には圧倒された。それをキッカケにオペラをもっと観てみたい気持ちになり、2回目の作品としてオペラ『ショパン』を観ることになった。

 そのオペラ劇場の道路を挟んで斜め向かいにRENOMA(レノマ)というデパートがある。おそらく、ブロツワフで一番大きなデパートだと思われる。

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  その地下にalma(アルマ)という食品売り場があり、醤油・酢・そば・わさびなどの日本食の調味料や食材を買うことができる。また、その食品売り場の向かいに、Smaki Świata(スマキ シフィア―タ)とポーランド語で書かれた店の名前(たぶん『世界の味』という意味だと思うが?)のAsian shop があり、日本・中国・韓国・タイ・ベトナム・インドなどのアジアの国々の調味料や食材をそこで買うことができる。日本食については、前の売り場に置いていない、米・のり・豆腐・カレーの素・とうがらし・お好み焼きソースなど豊富な種類の食材がそこでは揃っている。値段はもちろん、日本より高いが、ここへ来れば日本食材が買えることを知っているだけで気持ちにゆとりができる。

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 風薫る5月に入り、公園がたくさんあるブロツワフでは新緑がまぶしいばかりに輝いている。オペラ『ショパン』のパンフレットにある『ショパンの散策した道』の地図を見ると、市庁舎のあるRynek(リネック)周辺と聖ヤン大聖堂のあるオドラ川沿いを好んで散策したらしい。今度、そこへ行くときはショパンの想いをあれこれ想像してみたい。



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