2010年4月

『さくら』シーズン到来! ブロツワフの教室にも『さくら ♪ 』が。。。

 4月になると日本の各地では『さくら』の開花予想があちこちで聞かれるようになる。『さくら』は日本の国花で入学式や年度変わりを連想させ、『新しい始まり』を感じさせてくれる。

 今年に入って授業の中に歌を取り入れたいと思い、1月末に学生から楽器店を教えてもらいギターを買った。昔、ちょっと弾いたもののすっかり忘れており、ドレミファ・・・からもう一度スタート。インターネットを使い「クラシックギター入門」のサイトを開いて指の使い方、音符の読み方から始めた。一通りの基本が終ると練習曲に入る。その一曲目に『さくら』があった。昔から慣れ親しんだ曲であるとともに、つい最近、この曲でとても印象深く心に残ることがあった。

pragu(1).JPG
 前期試験が終り2月に入ってプラハへ旅行した。食事をとるためにある店に入ると、老練なアコーディオンを弾いているおじさんが、食事とおしゃべりに夢中なお客さんたちの雰囲気を熟練したアコーディオンの音色でさらに盛り上げていた。そのおじさんから『どこから来たんだい?』と声をかけられ、『日本です。』と答えると、今まで弾いていた曲から、突然『さくら』の曲に変わった。アコーディオンのメロディーとともに、出だしの『さくら さくら。。。』を、おじさんが口ずさむ。 
 プラハの町でまさか『さくら』の曲を聞くことができるとは思わなかったのでとても驚いた。そしてとても嬉しかった。プラハには世界中から観光客が集まり、日本人も毎年かなり多くの人が訪れるはずだ。きっと、このおじさんは世界各国のそれぞれの国の代表曲を決めて、いつでも弾けるようにしているのだろう。


sakura(2).jpg

 そんな事があり、授業で歌う最初の曲を『さくら』に決めた。2月からスタートしたビギナーズクラスも日本語で簡単な自己紹介ができるようになり、それをビデオに録画した日、残った時間で「さくら♪」の歌を紹介し練習した。ひらがなとローマ字で書かれた歌詞カードを配り、一度読んでギターでメロディーを弾いた。次に歌いながらもう一度弾いた。そして学生たちに歌の内容を説明し一小節ずつ読み方を練習して一緒に歌い始めた。3~4回繰り返すうちに学生たちもメロディーを覚え、歌えるようになってきた。最後に、全員、前へ出て合唱することにした。

 これからも授業の気分転換に、『さくら』だけではなくいろいろな歌をみんなで一緒に歌っていきたい。そして、もし、学生たちがこの歌を覚えて、いつか日本人の前で歌ってくれたらどんなに嬉しい事だろう。 あのプラハで聞いた『さくら♪』のように。。。



Page: 1
TOPPAGE  TOP 
RSS2.0